2日午前4時40分ごろ、長野県長野市内の市道で、直前までパトカーの追跡を受けていた乗用車が路外に逸脱。道路沿いの電柱に突っ込む事故が起きた。警察はクルマを運転していた19歳の少年を飲酒運転の現行犯で逮捕している。
長野県警・長野中央署によると、同署員が長野市中心部をパトカーでパトロールしていたところ、交差点で赤信号を無視して通過した乗用車を発見。停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。
パトカーはただちに追跡を開始。クルマはスピード上げて逃走したために振り切られる状態となったが、逃走方向に進んでいったところ、長野市平林付近で路外に逸脱して道路沿いの商店建物と電柱に突っ込んで中破しているクルマを発見。運転していた19歳の少年からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。
警察では少年が飲酒運転の発覚を恐れて逃走したものとみて、飲酒した場所や量の特定を進める方針だ。