ペナンのタクシー、メーター使用に全面同意へ

エマージング・マーケット 東南アジア

25年にわたってメーター使用に抵抗していたペナン島のタクシーが、ようやく公共陸運委員会(SPAD)の提案を受け入れて全面的にメーター使用に同意する見通しだ。ペナン州タクシー及びハイヤー運転手連合会が明らかにした。

SPADが値上げを盛り込んだ新たなメーター料金体系を提案したためで、昨年10月に行われた会議で運転手らは新たな料金体系とメーター使用に同意したという。新たな料金体系は間もなく発表される予定だ。

メーター利用時のタクシー料金は最大で70-80%値上がりする見通し。しかし現実には多くの運転手がメーターを利用せず交渉で値段を決めていることから、交渉料金よりは安くなることが見込まれている。

例えば、ペナン島のランドマーク・ビル「コムター」からバヤン・レパスの料金は、現在言い値で20-25リンギとなっているが、メーターを利用した新料金は約15リンギとなる。ジョージタウンからペナン国際空港の料金も30リンギから22リンギほどとなる。現行制度では初乗りが4リンギで、1キロメートル以上は150メートル毎に10センの追加料金がかかる。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  6. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  7. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  8. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  9. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  10. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る