出光興産、石油製品マージン縮小ながら在庫評価影響などで大幅増益…2014年4-12月期決算

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出光興産、石油製品マージン縮小ながら在庫評価影響などで大幅増益…2014年4-12月期決算
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出光興産が発表した2013年4-12月期(第3四半期)連結決算は、営業利益が前年同期比48.8%増の818億円と大幅増益だった。

売上高は同15.9%増の3兆6592億円と増収となった。燃料油の販売数量は同0.9%減の2164万2000キロリットルだった。ガソリンやナフサ、灯油、C重油の販売量は前年を下回ったが、ジェット燃料、軽油は伸びた。輸出燃料油は同14.7%増と大幅に増えた。

収益では、石油製品のマージンが縮小したものの、石油化学製品マージンの改善や在庫評価影響などの効果で経常利益は同57.9%増の797億円となった。在庫評価影響は為替の円安進行で前年同期比338億円増加した。

当期純利益は、豪州石炭事業に関する保険金収入や英領北海油田資産の減損があったものの、同160.7%増の427億円となった。

通期業績見通しは、売上高が前回見通しより500億円増の5兆0300億円、営業利益は石油製品マージンの縮小を見込むため、20億円マイナスの860億円に修正した。経常利益が10億円増の880億円、最終利益が120億円マイナスの450億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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