トヨタテクノクラフトは2月6日、同社が販売した『86』用ステンレスメッシュ製ブレーキホースに不具合があるとして、国土交通省に自主改善の実施を届け出た。
対象となるのは、2012年3月~2013年9月に販売された706セット。
後付け部品のステンレスメッシュ製ブレーキホースにおいて、固定金具付近に想定を超える曲げが集中し、損傷することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、損傷が進行しブレーキ液が漏れ、ブレーキ警告灯が点灯し、最悪の場合、制動力が低下するおそれがある。
当該ステンレスメッシュ製ブレーキホースをゴム製ブレーキホースに交換する。
クレーム件数は2件、事故は発生していない。
なお、スバルテクニカインターナショナルも同等製品となる『BRZ』用ステンレスメッシュブレーキホースについて、同様の自主改善の実施を届け出ている。対象製品は2013年9月2日から11月15日に販売された11セット。