ホンダは2月7日、モトクロス世界選手権(MXGP、旧称WMX)と、トライアル世界選手権(WCT)に「チームHRC」として、ワークス参戦すると発表した。
モトクロス世界選手権では、最高峰クラスであるMXGP(450cc)クラスにワークス参戦を開始。今シーズンより、ワークスマシン『CRF450RW』を投入し、イブジェニー・バブリシェフとマキシミリアン・ナグルの2名で、常に表彰台を獲得できる体制を目指す。
トライアル世界選手権には、これまで「レプソル・モンテッサ・ホンダ」として参戦活動を継続してきたが、今シーズンから「レプソル・ホンダ・チーム」としてワークス体制で臨む。マシンは、4ストロークエンジン搭載の『COTA 4RT』を投入。ライダーは、7年連続チャンピオンのトニー・ボウと、唯一の日本人ライダーである藤波貴久の2名体制で参戦する。
また、MotoGPは、「レプソル・ホンダ・チーム」から、昨シーズン、MotoGP参戦初年度にして史上最年少でチャンピオンを獲得したマルク・マルケスと、昨シーズンランキング3位のダニ・ペドロサが、今シーズンも引き続き参戦。2年連続の三冠獲得を目指す。