ヤマハ発動機、タイで小型船外機を生産

自動車 ビジネス 企業動向
ヤマハ発動機の柳弘之社長
ヤマハ発動機の柳弘之社長 全 1 枚 拡大写真

ヤマハ発動機の柳弘之社長は2月12日の決算発表の席上、今年夏からタイで小型船外機の生産を始める計画を明らかにした。現在、フランスで生産している機種を順次、移管する。

柳社長によると、タイの2輪車工場内に専用の設備を導入、8月から生産開始する。投資額は10億円の予定。出力20馬力以下の小型機を当面、年3万台規模で生産する。フランスでは同5万~6万台を生産してきた。

柳社長は「欧州のコスト競争力では厳しいのでアジア生産の判断をした」と述べた。また、「日本の本社で大型機、熊本工場で中型機、さらにタイでは小型機と、3拠点で最適配置にしたい」と、分業による効率化を推進する方針も表明した。同社が日本以外のアジアで船外機を生産するのは初めてとなる。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る