ヤマハ発動機は、2013年12月期の期末配当について1株当たり16円に増配すると発表した。従来、1株当たり10円の配当を予想していたが、6円の増配となる。3月25日開催の定時株主総会で提案する。
同社では、株主利益向上を経営の重要課題と位置付けており、配当については、連結当期純利益の20%を配当性向の下限としながら、積極的な成長投資、株主還元・借入金返済のバランス、業績動向や内部留保など、経営環境を総合的に考慮して実施している。
今回、2013年12月期の連結当期純利益を踏まえて、配当性向(連結)20%を基準に、期末配当を1株当たり16円とし、中間配当10円と合わせて、年間では1株当たり26円となり、前期より16円の増配となる。
配当金総額は55億8600万円となる。