国土交通省は、キャブ付シャシなど、製造過程にある自動車を型式認定する制度を創設すると発表した。
荷台を架装する前の貨物自動車(キャブ付シャシ)は、製造過程自動車として市場で販売されており、ディーラーやユーザーなどが必要な架装を行い、新規検査を行っている。現在、キャブ付シャシを含めた製造過程自動車の状態で、国が保安基準への適合性を確認する制度が存在しない。
国交省では今回、荷台を架装した後の状態で車両総重量が7.5トンを超える貨物自動車を、「製造過程自動車」として型式を認定し、製造過程自動車の型式ごとに、構造、装置、性能の保安基準への適合性とともに、均一性について判断し、型式認定することで、新規検査の効率化を図ることにした。
施行は2月12日から。