ルノーの2013年通期決算、純利益は66.5%の大幅減

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新型ルノー クリオ(日本名:ルーテシア)
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フランスの自動車大手、ルノーグループは2月13日、2013年の通期(1‐12月)決算を公表した。

同社の発表によると、グループ全体の売上高は409億3200万ユーロ(約5兆7100億円)。前年比は0.5%増とプラスに転じた。一方、純利益は、5億8600万ユーロ(約817億円)。前年の17億4900万ユーロに対して、66.5%の減益となった。

大幅な減益となったのは、フランス国内の工場で行う大規模な人員削減に関する費用や、経済制裁によるイラン市場からの撤退に係る費用などを計上したため。

また、2013年の世界新車販売台数(ダチアなどを含む)は、約263万台。前年の約255万台に対して、3.1%増えた。

「好ましくない市場環境の中、全従業員のコミットメントがグループを2013年の目標達成に導いた」と述べるのは、ルノーのカルロス・ゴーン会長兼CEO。「グループは、この結果でさらに強くなった。自信を持って、戦略的計画の第2段階が始められる」とコメントしている。

《森脇稔》

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