ボーイング、商用乗組員プログラムがNASAのハード・ソフトウェアのレビューを通過

宇宙 企業動向
CST-100宇宙船の為の商用乗組員プログラム(CCP)
CST-100宇宙船の為の商用乗組員プログラム(CCP) 全 1 枚 拡大写真

ボーイングは2月13日、同社の商用乗組員プログラム(CCP)が最近、アメリカ人を宇宙に復帰させる『CST-100宇宙船』の打ち上げに向け、ハードウェアのデザインレビューと、ソフトウェアの安全性テストを完了したことを発表した。

ボーイングはCST-100をユナイテッド・ローンチ・アライアンスの『アトラスVロケット』に接続する、システムのローンチ・ビークル・アダプター(LVA)の重要なデザインレビューを完成した。飛行安定性の確認をする風洞実験テストを含むCDRは、LVAのデザインが生産に適当であることを確証した。

これとは別に、必要な場合に緊急事態における手順を開始するため、カプセルとの通信を行うアトラスVロケットの緊急事態検知システムもテストを通過した。

これら2つの達成は、NASAの商用乗組員統合機能(CCiCap)のボーイングとの協定の一部である。次に、この春のソフトウェアレビューと、この夏のさらに包括的な統合CDRである。ボーイングは全ての20のCCiCapの達成を、2014年中に満たす過程にある。

《河村兵衛》

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