ボーイング、商用乗組員プログラムがNASAのハード・ソフトウェアのレビューを通過

宇宙 企業動向
CST-100宇宙船の為の商用乗組員プログラム(CCP)
CST-100宇宙船の為の商用乗組員プログラム(CCP) 全 1 枚 拡大写真

ボーイングは2月13日、同社の商用乗組員プログラム(CCP)が最近、アメリカ人を宇宙に復帰させる『CST-100宇宙船』の打ち上げに向け、ハードウェアのデザインレビューと、ソフトウェアの安全性テストを完了したことを発表した。

ボーイングはCST-100をユナイテッド・ローンチ・アライアンスの『アトラスVロケット』に接続する、システムのローンチ・ビークル・アダプター(LVA)の重要なデザインレビューを完成した。飛行安定性の確認をする風洞実験テストを含むCDRは、LVAのデザインが生産に適当であることを確証した。

これとは別に、必要な場合に緊急事態における手順を開始するため、カプセルとの通信を行うアトラスVロケットの緊急事態検知システムもテストを通過した。

これら2つの達成は、NASAの商用乗組員統合機能(CCiCap)のボーイングとの協定の一部である。次に、この春のソフトウェアレビューと、この夏のさらに包括的な統合CDRである。ボーイングは全ての20のCCiCapの達成を、2014年中に満たす過程にある。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  3. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  4. 【プジョー 3008 新型試乗】全身鋼のような硬さに満ち溢れる。これが新時代のプジョーか…中村孝仁
  5. プレミア化は必至!?『ランクル』を知り尽くしたトヨタ車体の「ラリー仕様」限定車にSNS歓喜
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る