10日午前7時20分ごろ、茨城県水戸市内の県道を走行していた自転車が転倒。乗っていた70歳代の男性が死亡する事故が起きた。男性に目立つ外傷は無く、疾病原因で死亡した可能性も高いとみられる。
茨城県警・水戸署によると、現場は水戸市三の丸1丁目付近で片側1車線の緩やかなカーブ。「走行していた自転車が転倒し、高齢の男性が路上に倒れているが呼びかけに応じない」との通報が通行人から消防に寄せられた。
これを受けて駆けつけた救急隊員が路上で意識を失って倒れている70歳代の男性を確認。男性は近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。
事故当時、現場の路面は完全凍結していた。死亡した男性には転倒によって生じた外傷が目立たないことから、警察では疾病原因で意識を失った可能性もあるとして、男性の身元特定を進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。