【日産 デイズ ルークス 発売】ターゲットとしている「ビギニングファミリー」とは

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日産・デイズルークス
日産・デイズルークス 全 8 枚 拡大写真

日産自動車が発売した『デイズ』シリーズの第2弾、『デイズルークス』のフォーカスターゲットは、20代から30代のビギニングファミリーの主婦だという

そう話すのは、日産日本商品企画室リージョナルプロダクトマネージャーの安居理進氏。ビギニングファミリーとは、シンプルで機能的なものを好むファミリーを指す。

安居氏は「就学前の子育て真っ最中で、家には『セレナ』などのミニバンがあり、それと併有するケースが多いと予想する。日常の足だが、広さ、便利さはミニバンと同じようなクルマが欲しいというユーザー」だとする。

そういったユーザーに向けての商品コンセプトは、「“Mom’s Happy Moving Room. 楽・空・感”だ」という。「楽々運転、快適な使い勝手、広々とした使いやすい空間、ワクワクとさせるデザインと品質がポイントだ」と述べる。

安居氏はターゲットユーザーが何を求めているかを購入プロセスに従って分析。「まず軽自動車を選択するという時点で、維持費の安さと軽のサイズから、小ささ、使いやすさがまずは重要になる」と話す。

次に、軽サイズのスーパーハイトワゴンを選択するユーザーは、「軽自動車と思えない室内の広さになるだろう。さらに快適で使いやすい室内空間と、乗り降りのしやすさは外せなく、スライドドアがあることはマスト要件だ」と説明。

他のスーパーハイトワゴンとの差別化では、「先進利便装備を追求した。また、エクステリア、インテリアデザインの質感も他社と差別化することで、ユーザーに認めてもらおうと考えている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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