住友精密、ロールスロイスのトレントXWB-97Kエンジン向け熱交換器の開発・製造に参画

航空 企業動向
住友精密工業、ロールスロイスのトレントXWB-97Kエンジンのプロダクトアソシエイトで参画
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住友精密工業は、ロールス・ロイスが開発を手掛けるトレントXWB-97Kエンジンについて、熱交換器の設計・開発・製造・アフターマーケットのプロダクトサポートを行う「プログラムアソシエイト(限定リスク収益分担パートナー)」として参画する契約を締結した。

トレントXWB-97Kは、エアバスが開発中の最新鋭旅客機A350-1000に独占的に搭載するエンジンで、推力向上型のトレントXWBエンジン。A350-1000は2017年に商用運行を開始する予定。

住友精密は、航空エンジン用の熱交換器を含む熱制御システムを国内外に供給しており、ロールス・ロイスとは30年以上にわたる良好な関係にあり、民間航空機用エンジンのトレントシリーズ、BRシリーズの熱交換器の開発・量産・プロダクトサポートを手掛けている。

既にA350-800/900向けのロールス・ロイス製トレントXWB-84Kエンジンの開発にも、プログラムアソシエイトとして参画している。XWB-84Kエンジン向けは既に工場の体制整備を含めた準備は整っている。これら主要製品の増産を含め、2020年度には航空機熱交換器事業を現在の1.5倍以上に拡大する計画。

《レスポンス編集部》

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