仏 PSA プジョー シトロエン、中国東風汽車と資本提携

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シトロエンDS4とプジョー508SW
シトロエンDS4とプジョー508SW 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、PSA(プジョー シトロエン)は2月19日、中国の東風汽車(DFG)と資本提携すると発表した。

PSAは2013年12月、米国の自動車最大手、GMとの資本提携を解消。その後、新たなパートナーとの提携を模索してきた。そして今回、PSAは、東風汽車との資本提携の道を選んだ。

東風汽車は、中国の自動車メーカー第2位。東風汽車はPSAをはじめ、日産自動車やホンダと合弁会社を設立。各ブランドの中国向け車両を、現地生産している。東風汽車は、同じくフランスの自動車大手、ルノーとも、合弁会社を設立することで合意済み。

2月19日のPSAの発表では、東風汽車とフランス政府が、30億ユーロ(約4225億円)の増資の一部を引き受ける形を取り、東風汽車がPSAに資本参加。東風汽車のPSAへの出資比率は、フランス政府と同じ14%になる。

PSAは、「これは2015年の経営再建計画の一環。より競争力を高め、グローバル化を進める。また、新興国事業も拡大。財務基盤も強化していく」と説明している。

《森脇稔》

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