【大阪オートメッセ14】大阪トヨタ、2014仕様 86 D1カスタム を出展
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大阪トヨタの86・D1カスタムの特徴は、アメリカFormula Drift用シャーシの『TOYOTA 86』をベースに、巨大な5.9L、"NASCAR V8エンジン"を搭載している点だ。推定1000PSと言われる、V8エンジンには冷却ファンが無く、走行風による冷却となる。
リア・クォーターには、エア・インテークが設けられており、リア・ラジエータを通った走行風はトランクの床下へ排出される。担当者によると、「ドリフト走行では車が横向きになることが多いので、冷却風が流れにくく、フロントでは冷却能力が不足する。リアの方が冷却風を取り入れやすい」という。
フロントのサブ・フレーム周りもすっきりと組み立てられており、なかなかの仕上がりだ。パワステ機構は『MR2』用のものを流用している。
この86・D1カスタムは、3月29・30日に富士スピードウェイで開幕される「2014 D1 GRAND PRIX」シリーズに今村陽一選手のドライブで参戦する予定だ。
《山内 博》