IPO市場、JPモルガンが今年も活況と予想、予定件数は14件…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

JPモルガンは、今年の新規株式公開(IPO)市場について、221億リンギと好調だった2012年と同規模、またはそれ以上となる可能性があると指摘した。今年下期には多くのIPOが予定されており、国内外から投資資金が集まると期待されている。

ロイター通信が報じたところによると、今年マレーシアのIPO市場の規模は71億米ドル(234億5,000万リンギ)となると予想されている。今年は14件のIPOが予定されている。IPOを予定しているのは▽1マレーシア・デベロップメント▽ブーステッド・プランテーションズ▽アイコン・オフショア▽イスカンダル・ウォーターフロント・ホールディングス▽メディニ・イスカンダル・マレーシア▽テームド・アトラクションズ&リゾーツ▽ナザTTDI --など。2012年に上場したフェルダ・グローバル・ベンチャーズ(FGV)のIPOの規模は同年上場したフェイスブックに次いで世界で2番目の規模だった。

JPモルガンは今年、マレーシアの国内総生産(GDP)が前年比5.5%の成長となると予想している。輸出は回復する一方で、消費者主導のセクターは不調となると予想している。

千田真理子

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