米国の自動車大手、フォードモーターは2月18日、フォード『エクスペディション』の2015年モデルを発表した。
エクスペディションは、1996年に発表。フォードブランドのフルサイズSUVだ。米国の大ベストセラー大型ピックアップトラック、『F-150』の車台をベースに開発された。
また、エクスペディションは、高級車のリンカーンブランドの最上級SUV、『ナビゲーター』と基本メカニズムを共用。シカゴモーターショー14において、ナビゲーターに大幅改良が施されたのを受けて、エクスペディションにも今回、進化の手が加えられた。
外観は、フロントマスクを中心に変更。グリルやヘッドライトが新デザインとなり、新鮮さを醸し出す。リア周りでは、テールランプが新デザイン。足元は、アルミホイールのデザインを見直す。室内は、ダッシュボードを中心に、設計を変更。
メカニズム面では、フォードモーター自慢の環境エンジン、「エコブースト」を新採用。エクスペディションには、直噴3.5リットルV型6気筒ガソリンツインターボが搭載される。スペックは未公表だが、ナビゲーターの場合、最大出力370ps、最大トルク59.5kgmを発生する。