ホンダの米国市場での主力セダン、『アコード』。同車が2013年の米国での個人向け販売において、乗用車の最量販車になったことが分かった。
これは2月20日、ホンダの米国法人、アメリカンホンダが明らかにしたもの。米国の大手調査会社、Polkのデータを引用し、「アコードが2013年の米国個人向け販売で、乗用車の首位に立った」と発表している。
アメリカンホンダによると、2013年のアコードの米国個人向け販売台数は、36万0089台。前年実績に対して、12.2%増の伸びを示す。
ところで、米国のベストセラー乗用車には、トヨタ『カムリ』がある。カムリは2013年、米国で前年比0.9%増の40万8484台を販売。ピックアップトラックを除いた乗用車としては、12年連続で米国ベストセラー車に君臨している。
しかし、カムリの台数は、法人や官公庁など、個人以外への販売を含めた台数。米国トヨタ販売は、カムリの個人向け販売台数を公表していないが、アメリカンホンダの発表に従えば、アコードの36万0089台を下回ったことになる。
アメリカンホンダは「2013年、アコード、『シビック』、『CR-V』の主力3車の個人向け販売は、それぞれ30万台を超えた」と説明している。