【日産 エルグランド ハイウェイスター プレミアム 試乗】重厚感漂うインテリアにも注目…島崎七生人

試乗記 国産車
日産・エルグランド 250 ハイウェイスター  プレミアム
日産・エルグランド 250 ハイウェイスター プレミアム 全 7 枚 拡大写真

シグネチャーLEDポジションランプ付きの新ヘッドライト始め、フェイスリフトされた『エルグランド』は、素直に「より強い顔になりましたね」と思える。風格が漂うともいえる。

試乗車は新設定の「250 ハイウェイスター プレミアム」。目をひくのはダイヤ型キルティングパターンをメイン部に施したレザーシートで何とも重厚な雰囲気。厚み感のある革の風合いもしっかりとしたものだ。

またサードシートに240mmのスライド機能を追加。これによりシートを3列使用した状態で前後550mmのラゲッジスペースが生まれた。9インチゴルフバッグ6個が積載可能だそうだが、日常の買い物などでも、サードシートを動かせば荷物が気軽に載せられる。

搭載エンジンは2.5リットルの4気筒(170ps/25.0kgーm、レギュラーガソリン仕様)で6速マニュアルモード付きCVTとの組み合わせだが、1970kg(試乗車)のボディを何なく走らせる。225/55R18 98Vタイヤを装着、大きめの段差などではさすがにショックが伝わるものの、車重が効いて、ゆったりと滑らかな乗り味なのは、やはりこのクラスのミニバンらしい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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