【リコール】いすゞ フォワード、火災発生のおそれ…3万6823台

自動車 ビジネス 企業動向
改善箇所
改善箇所 全 1 枚 拡大写真

いすゞ自動車は3月4日、『フォワード』の電気装置(制御ユニット)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのはいすゞ『フォワード』1車種で、1993年4月7日~2007年7月7日に製造された3万6823台。

トラックのインパネ下側に設置されているABS、機械式自動変速機、ATまたは四輪駆動制御ユニットにおいて、上方に設置されているヒータ内を循環する冷却液(不凍液)のメンテナンス(交換)が不適切な場合、冷却回路に錆が発生。ヒータコアに亀裂が発生し、冷却液が漏れて制御ユニットに滴下することがある。そのため、そのまま使用を続けると、制御ユニット内部に冷却液が浸入し、制御回路の短絡により警告灯が点灯。制御に支障を来し、または、火災に至るおそれがある。

使用者に対し、冷却液の定期交換(2年毎)の必要性を周知し、全車両、制御ユニット上部に防水カバーを追加するとともに、制御ユニットを点検し、損傷している場合は新品と交換する。

市場からの情報により発見した。

不具合は11件発生、火災事故4件、部分焼損事故が3件発生している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る