岡山電軌、消費税引き上げ後も運賃据え置き

鉄道 企業動向
岡山駅前停留場で発車を待つ岡山電軌の路面電車(左)。4月1日以降も現行運賃を据え置く。
岡山駅前停留場で発車を待つ岡山電軌の路面電車(左)。4月1日以降も現行運賃を据え置く。 全 1 枚 拡大写真

岡山市内の路面電車を運営している岡山電気軌道は3月4日、当面の間は消費税率の引き上げ(4月1日)に伴う値上げを実施せず、現行運賃を据え置くと発表した。

岡山電軌の普通運賃は、岡山駅前~県庁通り・郵便局前間の範囲内が100円。100円区間以外の区間、または100円区間をまたぐ区間は140円で、指定の乗継停留場で乗り換え利用した場合も140円となっている。定期運賃も現行のまま据え置く。

消費税率の引き上げ後も現行運賃の据え置きを決めている鉄道・軌道事業者としては、他に茨城県ひたちなか市のひたちなか海浜鉄道がある。また、システムの改修に時間がかかるなどの理由から、東京都交通局の都営地下鉄と日暮里・舎人ライナー、横浜市交通局の市営地下鉄は6月1日に運賃改定を実施。名古屋市交通局は9月1日に運賃を改定する。

《草町義和》

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