フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは3月6日、2月の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は7万3040台。前年同月比は67%増と、大幅に増加した。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォード(CAF)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードの2月実績は、前年同月比81%増の5万3272台と、引き続き好調。販売の主力は、2012年4月に発売された現地生産車の『フォーカス』。2月は2万7899台を販売し、前年同月比は13%増。ミドルセダンの『モンデオ』は7755台。前年同月比は123%増と、好調な販売が続く。
また、江鈴汽車の2月実績は1万6756台。前年同月比は22%増と伸びた。こちらは、商用車の『トランジット コネクト』が主力車種。
フォードモーターの2014年1-2月中国新車販売は、前年同期比59%増の16万7506台。同社は2013年、中国で93万5813台と、過去最高の販売を記録。前年実績に対して、49%の大幅増だった。