イスカンダルの免税特区を拡大へ…パインウッドスタジオなど

エマージング・マーケット 東南アジア

ジョホール州南部の「イスカンダル・マレーシア」における開発計画 を所管するイスカンダル地域開発庁(IRDA)は、ヌサジャヤのメディニ地区を対象としてい た免税特区を拡大する決定を行った模様だ。

情報筋によると、新たに免税特区に加わるのはパインウッド・イスカンダル・スタジオ(ク リエイティブ産業向け)、ヴァンテージ・ベイ(ヘルスケア関連)、ダンガ・ベイ(観光関連 プロジェクト)。免税特区において投資をする国内外の企業は所得税や印紙税、不動産利得税(RPGT)が5-10年間免税となる優遇措置を受けることができる。 パインウッド・スタジオでは映画・テレビ番組の撮影ハブやポストプロダクションサービスむけの設備が建設されている。 ヴァンテージ・ベイはジョホール州の王室とシンガポール人実業家のピーター・リム氏による合弁が100億リンギ規模のプロジェクトを進めている。医療機関や住宅、ホテル、ショッ ピングモール、教育機関などが建設される。

ダンガイ・ベイはイスカンダル・ウォーターフロント・ホールディングスの旗艦プロジェ クトで、国際的なウォーターフロント・シティの開発が行われている。観光産業では、既存 のホテルの改装やリゾート、会議場の建設、新たなホテル建設プロジェクトなどの投資プロ ジェクトが対象となる。

メディニ地区の面積は 929.20 ヘクタールで、金融地区やメディニ・セントラル、ライフ スタイル・レジャーの3区画に分かれて開発が進められている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  6. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  7. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  8. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  9. トライアンフの新型モトクロスが熱い!「マジで速そう」「初心者でも扱いやすい」と高評価の声
  10. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る