パトカーに慌てて急ハンドルを切った男、脱輪事故で飲酒運転発覚

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岡山県警は5日、岡山県津山市内の市道で軽乗用車を酒気帯び運転したとして、同市の市議会議員を務める73歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕した。交通事故処理のために現場で停車していたパトカーを目撃し、慌てた結果として脱輪。飲酒運転が発覚したという。

岡山県警・津山署によると、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕された男は、5日の午後0時55分ごろ、津山市上高倉付近の市道で軽乗用車を飲酒運転。道路左側の路外に逸脱し、側溝へ脱輪させた疑いがもたれている。

事故当時、同署員は現場付近で発生した物損事故を処理するために路肩へパトカーを停車。男はこのパトカーを目撃したことで慌て、急ハンドルを切った結果として脱輪に至ったものとみられる。脱輪したクルマを助けようと署員が駆け寄ったところ、運転者の呼気が酒臭いことに気づいてアルコール検知を実施。結果として酒気帯び相当量のアルコール分を検出した。

聴取に対して男は「知人と居酒屋で酒を飲み、帰宅する途中だった」、「パトカーを見て、びっくりしてしまった」などと供述しているようだ。警察では飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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