マレーシア・ペレット生産業者協会(PAM)は、2014年末までに月間のペレット生産量を120万トンに増やすことを目標に掲げている。
現在の月間生産量は10万トン。ペレットはアブラヤシの空果房(EFB)や中果皮繊維、幹、パーム核油かすなどを原料として作られる代替固形燃料。
韓国や日本、中国などのアジア諸国で石炭などの化石燃料の代替燃料のニーズが高まっており、森林破壊にもつながらないことからペレットへの需要は増加する傾向にある。日本の発電会社はバイオマスを利用した発電所の開発を進めており、質の高いバイオマスが必要とされている。