2月のインド新車販売、9.9%減…15か月連続のマイナス

自動車 ビジネス 海外マーケット
スズキ・スイフトの4ドアセダン、ディザイア
スズキ・スイフトの4ドアセダン、ディザイア 全 1 枚 拡大写真

インド自動車工業会は3月10日、インド国内の2月の新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、26万5731台。前年同月比は9.9%減と、15か月連続で前年実績を下回った。

26万5731台のうち、乗用車は21万7749台。前年同月比は3.9%減と、6か月連続のマイナス。商用車は4万7982台にとどまり、前年同月比は29.8%減と、10か月連続の前年実績割れ。

メーカー別では、インド市場で3割を超えるトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが2月、インド国内で9万9758台を販売。前年同月比は1.8%増と、プラスに転じた。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、合計で8万4595台を販売。前年同月比は0.9%減と、引き続き前年実績を下回る。そんな中、2012年2月に発売したスイフトの4ドアセダン、『ディザイア』は1万8353台を売り上げ、前年同月比は0.2%増と堅調。

また、トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)が発表した2月のインド新車販売台数は、1万1284台(輸出を含む)。前年同月比は19.3%減と、3か月連続で前年実績を割り込む。

インド国内では、燃料価格の上昇や金利高の影響を受けて、消費者の購買意欲が減退。新車販売の低迷が続いている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る