ルノー、欧州でCO2排出量最小の自動車メーカーに…2013年は114.7g/km

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新型ルノー クリオ(日本名:ルーテシア)
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フランスの自動車大手、ルノーグループが2013年の欧州乗用車販売において、最もCO2排出量の少ない自動車メーカーになったことが分かった。

これは、AAA(Association Auxiliaire de l’Automobile)のデータを元に、ルノーグループが明らかにしたもの。2013年にルノーグループが欧州で販売した乗用車1台当たりのCO2排出量の平均値は、115g/kmを切る114.7g/km。自動車メーカーの中で、最もCO2排出量が少ない。

ルノーグループは欧州において、CO2排出量が100g/km以下のモデルを5車種用意。『トゥインゴ』、新型『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)、『キャプチャー』、『メガーヌ』、ダチア『サンデロ』だ。

これらの環境車に加えて、ルノーブランドのEVの販売効果で、ルノーグループのCO2排出量は年々低下。1台当たりのCO2排出量は2012年の125.5g/kmから、2013年は114.7g/kmへと、約11g/kmの削減に成功している。

「市場をリードするこの地位は、我々のパワートレイン戦略と、環境エンジン搭載車&EV戦略が実を結んだことを証明するもの」と述べるのは、ルノーグループの環境計画担当、ジャン=フィリップ・エルミンヌ氏。「これらの先進技術のおかげで、ルノーグループは目に見える結果を残し、長期的に環境負荷の低減を持続している」とコメントした。

《森脇稔》

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