【ケータハム セブン160 発表】セブン史上最も環境性能の高いモデル

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ケータハム・セブン160
ケータハム・セブン160 全 8 枚 拡大写真

ケータハムカーズが日本でも発表した『セブン160』は、軽自動車規格で登録が出来ることのほかに、軽量化によるハンドリングや、環境性能が向上するという特徴を持つ。

ケータハムUKチーフコマーシャルオフィサーのデイビッド・リドリー氏によると、日本での軽自動車規格に合わせるために、「前後のフェンダーをこれまでのセブンより、小さいモノに変更した。これにより、軽量化にもつながった」という。

また、スズキ製の660ccターボエンジンを搭載することが、今回の開発の核であったが、シャシーについても、「ステアリングラックの搭載位置は、この車両のステアリングフィーリングがより良くなる場所を探して、そこに装着するようにした」とハンドリングへのこだわりを話す。

リドリー氏は、「660ccというセブン史上最も小さいエンジンを搭載してはいるが、セブンとしてのパフォーマンスやハンドリング特性は失っていない」と強調。さらに、「スチールホイールや、非常に細いタイヤ(155/65R14)を装着したおかげで、“ノスタルジックなスリル”を味わえるクルマに仕上がっている」と述べる。

環境性能においても、「スズキの3気筒エンジンのおかげで、歴代セブンの中で、最も効率よく、環境にも優しいクルマに仕上がった。二酸化炭素の排出量は走行1kmあたり、114g。燃費は1リットルあたり20kmとなっている」とリドリー氏。

「このセブン160は都市に住んでいるユーザーが街中でも楽しんでもらえる完璧なクルマで、週末には郊外にドライブに出かけるにも非常にいいクルマだと思っている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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