【アウディ A8 改良新型 発売】アウディジャパン大喜多社長「トップエンドのセグメントで存在感をさらに高める」

自動車 ニューモデル 新型車
アウディ・A8
アウディ・A8 全 8 枚 拡大写真

アウディジャパンは、アウディのラインナップのトップとなる『A8』をマイナーチェンジし、発表した。

アウディAGプロダクトマネージャーのジュリアン・レンツ氏は、このトップモデルの歴史は、1988年の『V8』から始まったとする。「V8は、初めてのDセグメント四輪駆動車として発売した」と振り返る。その後、1994年には第2世代を発表。「(A8と名前を変え)これは世界初のフルアルミボディのクルマだった。そして、2002年には、アダプティブエアサスペンション、MMIなどを搭載して、スポーティなデザインを纏った第3世代のA8が発表された」と述べる。

2010年に第4世代のA8が登場。レンツ氏は、「スポーツディファレンシャル搭載のクアトロや、ダイナミックステアリング、そして、ダイナミックモードを追加したアウディドライブセレクトを採用し、最もスポーティなセダンとしての地位をさらに確立したクルマだ」と話す。

これらのモデルにはいくつかの共通点があるという。「まずは細部までのこだわりだ。また、徹底した軽量構造。様々な最先端技術やアシスタントシステムを駆使していること。最後にクラフトマンシップが挙げられる。特にクラフトマンシップはインテリアで表現されており、業界のベンチマークでありスタンダードを打ち立てている」とコメント。

アウディジャパン代表取締役社長の大喜多寛氏は、日本市場においてA8は、「2000年に第2世代を投入後、第3世代が終了する2010年までの10年間で、約1300台販売した。そして、2011年から販売を開始した第4世代は、3年間で前モデルの5年間の台数を抜いている」と着実に販売台数を伸ばしていると強調する。

大喜多氏は、「アウディは日本でも成長を遂げているが、プレミアムのトップモデルでも、順調に台数を伸ばしている。さらにこのA8が属する、トップエンドのセグメントで、我々の存在感をさらに高めていきたいと考えている」と期待を語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 公道を走れるレーシングカーに熱視線! SNSでは「激アツ」「カップホルダーあって草」と話題に
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る