試乗のフェラーリで著しい速度超過、検察は懲役5か月を求刑

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2012年12月、新潟県新潟市中央区内の市道で外国製高級乗用車を著しい速度で走行させたとして、道路交通法違反(最高速度超過)の罪に問われた同区内に在住する24歳の男に対する初公判が13日、新潟地裁で開かれた。被告は起訴事実を認めている。

道交法違反の罪に問われている男は2012年12月6日の午後1時50分ごろ、新潟市中央区長潟付近の市道(制限速度60km/h)で、外国製の高級乗用車(フェラーリ)に試乗した際、制限速度を大きく上回る157km/hで走行した疑いがもたれている。

男は走行する様子を友人に撮影させ、同月下旬にインターネット上の動画サイトに投稿。この動画を見た人が警察に対して「公道で暴走しているように見える」と通報。警察は投稿者を特定し、今年1月に道交法違反容疑で男を逮捕。検察が同罪で起訴していた。

13日に新潟地裁で開かれた初公判で、男は「試乗でフェラーリを運転できると聞き、一生に一度のチャンスと思った。飛ばしたことに間違いありません」と起訴事実を全面的に認めた。

続いて行われた冒頭陳述で検察側は「被告は同乗していた交際相手に格好よいところを見せようとして、著しい速度で走行した」などと指摘。裁判所に対して懲役5か月を求めた。

《石田真一》

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