【ケータハム セブン160 発表】日本での販売台数倍増を担うモデル

自動車 ニューモデル 新型車
ケータハム・セブン160
ケータハム・セブン160 全 8 枚 拡大写真

日本でも発表された、ケータハム『セブン160』は、これまでの日本市場における販売台数の倍増を目標として投入される。

【画像全8枚】

「現在、日本では年間50台弱くらいの販売台数だ」と話すのは、ケータハムカーズジャパンディーラーセールスマネージャーの大谷明弘さん。

今回、セブン160を投入することで、「全体で100台を目標にし、今後ケータハムカーズジャパンとしては、年間100台のペースを維持していくだろう」と話す。

セブン160の日本での割合が50%程であるのに対し、世界的には20%程になるのではないかと大谷さん。「ケータハムはイギリスで一番売れている。イギリスはパワーが好きなので、620Rなどの高性能車種も多く売れており、日本とは若干違う市場の傾向だ」とその割合の差を説明する。

大谷さんは、「(日本での)ケータハムのイメージは、マツダ『ロードスター』や軽のスポーツカーに乗っていた方からは、究極のクルマだと見られているようだ。しかし、『セブンロードスポーツ』などでも(購入するには)少し敷居が高いと躊躇されていた」と述べる。そして、「今回のセブン160であれば、スズキのエンジンということもあり、より気楽に乗れるかなと思われ、多くの方が購入されている」とし、「以前からのセブンユーザーではなく、新しいユーザーが多く、これまでのケータハムユーザーとは傾向がかなり違っている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る