えちごトキめき鉄道の車両デザインなど決定

鉄道 企業動向
えちごトキめき鉄道で運行される普通列車のデザインイメージ。日本海ひすいラインの気動車(上)はJR西日本のキハ122系をベースに新造し、妙高はねうまラインの電車(下)はJR東日本からE127系を譲り受ける。
えちごトキめき鉄道で運行される普通列車のデザインイメージ。日本海ひすいラインの気動車(上)はJR西日本のキハ122系をベースに新造し、妙高はねうまラインの電車(下)はJR東日本からE127系を譲り受ける。 全 2 枚 拡大写真

北陸新幹線の長野~金沢間延伸開業(2015年春)に伴い並行在来線の経営を引き継ぐ第三セクターのうち、新潟県内の在来線を引き継ぐえちごトキめき鉄道は3月17日、普通列車の車両デザインとマスコットキャラクターの名前を発表した。

えちごトキめき鉄道は、北陸本線の直江津~市振間を「日本海ひすいライン」として、また信越本線の妙高高原~直江津間を「妙高はねうまライン」として、JRから経営を引き継ぐ。日本海ひすいラインには、JR西日本の姫新線で運用されているキハ122系をベースにした気動車を新造して投入。妙高はねうまラインでは、JR東日本の新潟支社管内で運用されているE127系電車を譲り受け、改修した上で使用する。

えちごトキめき鉄道によると、いずれの車両も同社のマスコットキャラクターをヘッドマークにあしらう。マスコットキャラクターの名前は一般から募集し、1750通の応募のなかから「トキテツくん」が選ばれた。

車体側面のデザインは路線によって変え、日本海ひすいラインと妙高はねうまラインの違いを色とデザインによって強調する。日本海ひすいラインで運用する気動車は「『日本海の波』を『鮮やかなブルー』で表現」したデザインとし、開業と同時に全車両がオリジナルデザインで運行する。一方、JR東日本からの譲渡車となる妙高はねうまラインの電車は「地域の象徴である『妙高山』を『芽吹くグリーン』で表現」したデザインに変更するが、新デザインによる運行開始日は決定次第案内するとしている。

《草町義和》

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