マツダ財団、2014年度事業計画…設立30周年でプログラム拡大

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マツダ財団は3月18日、2014年度の事業計画を発表した。今年度の総事業費は前年度比で約1000万円増額し、6671万円とする。

マツダ財団設立30周年目を迎える2014年度は、科学技術振興と青少年健全育成の両分野における研究助成、事業助成等の各事業で、プログラム内容の変革や拡大を実施。また、社会問題への先駆的な対応の一つとして、若い世代への支援についても積極的に取り組んでいく。

科学技術振興関係は、研究助成として機械、電子・情報、材料の3分野を対象に、「若手研究者」「萌芽的研究」「循環・省資源への寄与」を優先して助成するほか、「マツダ研究助成選考委員奨励賞」を新設。マツダ研究助成対象の中から特に優れた研究に対して、1件50万円の副賞(追加助成金)を授与する。

事業助成としては、中国地方で開催される小中高の生徒を対象とした「科学体験」に関する事業・研究会等を支援。これまで研究機関を対象としてきたが、範囲を拡大し、民間の非営利団体(NPO等)も応募可とする。また、広島大学の知的資源を活用した地域貢献事業として「科学わくわくプロジェクト」を同大学と連携して展開する。

青少年健全育成関係では、市民活動の活性化に寄与する実践的な研究に対する助成を行う。また市民活動支援については、2014年度は、広島・山口両県から寄せられた110件の応募から全39件、総額1000万円の支援を決定。東日本大震災復興支援活動や次世代のリーダーを育成する活動、また今回はマツダ財団の設立30周年にちなみ、周年記念事業等も支援する。

そのほか、青少年健全育成の啓発を目的とする恒例のマツダ財団講演会を、30周年記念に相応しい記念講演会とし、広島市内で開催する予定。

《纐纈敏也@DAYS》

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