【ジュネーブモーターショー14】レンジローバー イヴォーク に頂点、オートバイオグラフィ・ダイナミック…285psターボ
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その最強モデルとは、イヴォークの「オートバイオグラフィ・ダイナミック」。イヴォークに、「オートバイオグラフィ」の名を冠したモデルが設定されるのは、今回が初。最上級SUVの『レンジローバー』とは異なり、「ダイナミック」の名前が付けられた。
オートバイオグラフィ・ダイナミックは、イヴォークで最もパフォーマンスを重視したフラッグシップモデルに位置付け。2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンには、専用チューニングが施された。その結果、最大出力は45ps高められ、285psを獲得。最大トルクも6.1kgm強化され、40.8kgmを引き出す。
オートバイオグラフィ・ダイナミックでは、専用エアロパーツやフロントグリルを採用。宝石をモチーフとしたヘッドライトやテールランプも専用だ。20インチのアルミホイールも、オートバイオグラフィ・ダイナミック専用。シートはスポーツまたはプレミアムタイプから選択できる。
ZF製の9速ATも、レスポンスの向上などの専用チューンを受けた。通常はオプションの「アクティブドライブライン」が標準化され、優れたトラクション性能を発揮する。この他、ローター径350mmのブレーキをはじめ、サスペンション、ステアリング系統も強化されている。
《森脇稔》