【MotoGP 開幕戦】ホンダ、マルケスがポール・トゥ・ウイン

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マルク・マルケス(ホンダ)
マルク・マルケス(ホンダ) 全 4 枚 拡大写真

MotoGP開幕戦・カタールGP決勝レースが3月23日、ドーハのロサイル・インターナショナル・サーキットで開催され、ポールポジションから決勝に挑んだマルク・マルケス(ホンダ)が接戦を制して今季初優勝を飾った。

序盤は予選7番手から好スタートを切ったステファン・ブラドル(ホンダ)が先行し、それをマルケスが追うという展開。中盤は追い上げてきたバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が先頭に立つが、ここでもマルケスは、冷静な走りでトップを追走した。今大会、リアにハードタイヤを選択したマルケスは、序盤こそ慎重な走りに徹したが、後半は積極的な走りで終始トップを快走。見事、開幕戦でポール・トゥ・ウインを達成した。

接戦となった今大会。序盤はトップグループが10台前後にふくれ上がり、その中から、ステファン・ブラドル、マルケス、アルバロ・バウティスタのホンダ勢と、ロッシとブラッドリー・スミスのヤマハ勢が抜け出し、さらにそのグループにダニ・ペドロサ(ホンダ)が追いついて、トップグループは6台に。その後、ブラドル、スミス、そしてバウティスタが転倒するという激しい戦いとなった。

予選6番手から序盤には7番手を走ったペドロサは、4周目にアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)を抜いて6番手へ。8周目にバウティスタを抜いて5番手に浮上すると、9周目にブラドルが転倒して4番手にポジションアップ。10周目にはスミスをかわして3番手へと一気にポジションを上げた。それからは、マルケス、ロッシをピタリとマークしてトップグループを形成。終盤は、ペースを上げて追い上げてきたバウティスタとのし烈な3位争いを繰り広げたが、その戦いを制して3位表彰台に立った。

昨年、マルケスとチャンピオン争いを繰り広げたホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)は、オープニングラップに転倒してリタイアとなった。

■MotoGP 開幕戦
1位:マルク・マルケス(ホンダ)
2位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
3位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)
4位:アレックス・エスパルガロ(ヤマハ)
5位:アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)
6位:カル・クラッチロー(ヤマハ)

《纐纈敏也@DAYS》

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