【バンコクモーターショー14】「カンボジアでも今秋モーターショーを開催」…主催事務局長

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ジャトロン・ゴモンミット事務局長
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カンボジアでもモーターショーを開催予定

国内自動車産業の成長と歩調を合わせるように発展してきたバンコクショー。今後はタイ以外のASEAN諸国への事業展開を計画中だという。

「2014年10月にプノンペンでカンボジア・モーターショーを開催する予定です。2013年までカンボジアではモーターショーが開催されたことがありませんでした。今年のモーターショーは、バンコクショーと同じくGPIが主体となって開催します」

カンボジアはまだ道路環境がよくないため、SUVが注目されているという。またドライビング・スキルも高いとはいえず、ジャトロン氏はドライビング・テクニックを教えるアドバイザーとして赴くことにもなっているのだとか。

「カンボジアのユーザーのニーズを聞き、3週間ほど前にどんな内容のショーにするかを決めました。これから出展要請などをしてゆきます。実はカンボジアには、まだ中間層が存在していません。お金持ちかその逆か、です。ほとんどの人はオートバイに乗っています」

またローンの仕組みもないので、どんなクルマでも購入時は現金一括払いが基本だという。こうした状況の中でモーターショーの成算はあるのか。それは「やってみないとわからない」とのことだ。

「カンボジアではまだ『自動車文化』というものが存在しませんが、まず誰かが最初のステップを踏み出さないと、なにも始まらないのです。ですからGPIがモーターショーを開催することで、政府も自動車市場というものに目を向けるようになってくれるんじゃないかと期待しています。まずショーを開催することが、前に進むということなのです」

《古庄 速人》

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