【MINI 新型発表】店舗数を1割増やし、日本車ユーザーをターゲットに販売網強化

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新型『MINI』を発表したビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、4年連続での販売台数増を継続するために、ここ1から2年で販売店舗数を1割ほど強化するとした。

「我々は2002年時点で店舗数は69店舗だったが、約10年でほぼ倍の店舗数になった。そして、販売台数は4年連続増加している」とは、MINIディビジョンに新たに就任したフランソワ・ロカ本部長の弁。

2014年以降も、さらに販売台数を増やすために、ディーラーネットワークを強化する。「2013年に114ある店舗を、1から2年ほどで約10%増やす予定だ」とロカ氏。早速2014年2月に1店舗、3月2店舗、4月には2店舗増えるという。

さらに、現在ある店舗にも投資を行う。具体的には営業担当を増やす。「販売台数は毎年伸びているので、営業担当も増やし対応していきたい」と話す。

ロカ氏はディーラーネットワークを強化する理由として、MINIが属するプレミアムコンパクトカーセグメントがより拡大すると予測しているからだとする。「我々は、プレミアムコンパクトカーセグメントのリーダーを守り抜かなければならない。そのために、MINIブランドをより多くのユーザーに伝えなければいけないのだ」とし、特に、「日本車ユーザーに向けて発信する。そうすることで、より販売台数増加が見込めるのだ」と抱負を語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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