全体相場は続伸。
欧米市場の下落、円高を嫌気し、寄り付きは売りが先行。しかし後場入り後は、円相場の弱含みを受けプラス圏に転換。新年度入りに伴う資金流入期待を背景に、幅広い銘柄が買われた。
平均株価は前日比145円73銭高の1万4622円89銭と続伸。
自動車株は総じて堅調。
トヨタ自動車が110円高の5731円と4日続伸。前日発表した6000万株規模の自社株買いは好意的に受け止められているが、後場入り後の為替円安が買いを誘ったもよう。
ダイハツ工業が48円高の1769円と続伸。
マツダが12円高の445円と続伸。2月の実績で、輸出は前年同月比13.7%減と苦戦した半面、国内販売は25.1%増と好調。
富士重工業、スズキ、日野自動車がしっかり。
こうした中、ホンダが8円安の3533円、日産自動車が5円安の894円と反落。
いすゞ自動車、三菱自動車がさえない。