チリ新大統領の就任パレード…ヒュンダイの最上級車、エクウス使用

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ヒュンダイ エクウスの2014年モデル
ヒュンダイ エクウスの2014年モデル 全 5 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーター(現代自動車、以下、ヒュンダイ)は、チリのミシェル・バチェレ新大統領の就任パレード用車両として、『エクウス』が選ばれたと発表した。

画像:ヒュンダイ エクウス

ミシェル・バチェレ新大統領は3月11日、チリの第36代大統領に就任。南米では、アルゼンチン、ブラジルに続く3人目の女性国家元首となった。同氏は2006-2010年、チリの大統領職にあり、今回は返り咲きでの大統領選出。

そんなミシェル・バチェレ新大統領の就任パレード用車両に選ばれたのが、ヒュンダイの最上級サルーン、エクウス。現行エクウスは2009年2月、韓国でデビュー。1999年に登場した初代モデルは、三菱自動車と共同開発され、三菱版は『プラウディア』を名乗っていた。

公用車としての需要が中心だった初代から一転、ヒュンダイは2代目エクウスを、グローバルな高級ドライバーズサルーンに位置付け。北米市場などにも投入され成功を収めている。

現行エクウスのボディサイズは、全長5160×全幅1900×全高1495mm。レクサス『LS460L』(5150×1875×1475mm)を上回り、メルセデスベンツ『S550ロング』(5205×1870×1485mm)に迫る堂々の大きさだ。搭載エンジンは3.8リットルV6(最大出力290ps)、4.6リットルV8(最大出力368ps)、5.0リットルV8(最大出力420ps)の3種類。

なお、ヒュンダイは、大統領の就任式に186台ものヒュンダイ車を提供。ヒュンダイのチリのディストリビューター、リカルド・レスマン社長兼CEOは、「ヒュンダイ車がチリ政府の公式車両に選ばれたのは、大変な名誉」とコメントしている。

《森脇稔》

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