ボーイングは4月4日、ケニアのフラッグキャリアであるケニア航空に、同航空としては初となる『787ドリームライナー』を納入したことを発表した。
この航空機はエベレットのペインフィールドを飛び立ち、ケニア航空の本拠地であるナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港へ7800海里(1万4456km)のノンストップ飛行を行った。
この787は航空会社の将来における長距離飛行編隊の屋台骨となり、さらに大きな飛行範囲や改良された効率、優れた乗客の快適性を提供する。
ケニア航空の787で旅する旅行者達は、更に大きく電子的に調光可能な窓や頭上の手荷物収納庫などの、乗客を満足させるドリームライナーの特徴を経験することができる。飛行の間に787は低いキャビンの高度にプレッシャーとより高い湿度のレベルを与え、先進的な空気浄化装置とスムーズな乗り心地のテクノロジーによって飛行経験をさらに快適にし、乗客達にさらにリフレッシュした目的地への到着を可能とさせる。
ケニア航空の最初の787は6月初旬にパリへの長距離飛行サービスを開始する以前、来る数週間内にアフリカでの地域的な飛行を始めることとなる。現在、この「アフリカの誇り」はアフリカやアジア、欧州や中東などの便を運航している。