3月のBMWグループ世界販売、11.3%増…月販初の20万台超え

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新型BMW 3シリーズセダン
新型BMW 3シリーズセダン 全 5 枚 拡大写真

BMWグループは4月9日、3月の世界新車販売の結果を明らかにした。BMW、MINI、ロールスロイスの3ブランドの総販売台数は、初の20万台超えとなる21万2908台の月販新記録。前年同月比は11.3%増と、55か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、BMWが前年同月比16.9%増の18万6126台と、引き続き好調。MINIは16.9%減の2万6382台と、3か月連続のマイナス。ロールスロイスは28.6%増の400台という結果。

グループ全体の2014年第1四半期(1-3月)市場別実績は、中国が前年同期比25.4%増の10万7951台。中国を含めたアジア全体では、21.8%増の15万8120台を販売した。南北アメリカは3.4%増の9万9606台。欧州は21万4031台を売り上げ、前年同期比は3.3%増と、微増ながら回復。

1-3月のBMWブランド実績では、『3シリーズ』が前年同期比6.7%増の11万6671台と牽引。『5シリーズ』は前年同期比6.8%増の8万5731台を販売した。

SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)では、『X3』の販売が、引き続き好調。1-3月は前年同期比10.8%増の4万0115台を売り上げた。『X5』も新型投入により、13.8%増の3万1025台に。『X1』も14.8%増の4万3262台と好調。

BMWグループの2014年第1四半期(1-3月)世界新車販売は、前年同期比8.7%増の48万7024台。「月販台数が20万台を超えたのは、BMWグループ史上、初めて」と述べるのは、BMWグループのイアン・ロバートソン営業&マーケティング担当取締役。「とくにSUVのXシリーズが好調。3月末に米国で生産が開始されたばかりの『X4』も、7月の発売時にはさらなる成長に貢献するだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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