サバ州誘拐事件、不法労働者15人を関与の疑いで拘束

エマージング・マーケット 東南アジア

2日にサバ州南西部センポルナ沖の水上リゾートで中国人女性観光客とフィリピン人女性従業員が武装グループに誘拐された事件で、アハマド・ザヒド・ハミディ内務相は、事件に関与した疑いがある外国人不法労働者を拘束したと発表した。

いずれもあるリゾートで勤務していた外国人とその家族で、一部の者に武装グループに情報を流していた疑いが持たれているという。リゾート名は明らかにされていないが、同相は正規の滞在許可証を持たない外国人を雇用しないようリゾート経営者に呼び掛けている。

事件が起きたのは「シンガマタ・リーフ・リゾート」で、センポルナ市内からボートで20分程度の近い距離にある。高華贇さん(29)の家族には一度犯人グループから電話があったが、身代金要求などはなかったという。高さんと一緒に誘拐されたのはマーシー・ダヤワンさん(40)。現在、サバ州東部保全司令部とフィリピン治安当局が協力して誘拐された2人の行方を追っている。フィリピン南部のジョロ島に連れ去られたとの情報もある。

伊藤 祐介

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