米国の自動車大手、フォードモーターは4月9日、2013年の世界新車販売(乗用車)の車名別販売ランキングおいて、フォード『フォーカス』が第1位になったと発表した。
これは、米国に本拠を置く大手調査会社のPolk社の最新データを引用し、フォードモーターが明らかにしたもの。Polk社の調べによると、2013年のフォーカスの世界新車販売台数は、前年比8.1%増の109万7618台で、乗用車の第1位になったという。
市場別では、中国での販売が牽引。中国で2013年に登録されたフォーカスは、グローバル販売の3分の1を占有し、およそ36万台。中国に続いたのは欧州で、全体の29%を占める31万7110台を登録した。
フォーカスは2014年3月、ジュネーブモーターショー14において、ハッチバックとワゴンが大幅改良。米国で4月16日に開幕するニューヨークモーターショー14では、4ドアセダンのフェイスリフト車のデビューが控えている。
フォーカスが世界最量販車に君臨したのは、2年連続。フォードモーターのジム・ファーレー上級副社長は、「フォーカスが再び世界ベストセラー車になったのは、素晴らしい出来事」とコメントしている。