ボンバルディアが技術提供、中国製の100%低床路面電車が完成

鉄道 テクノロジー
ボンバルディアは、同社のライセンスに基づき中国の車両メーカー・南車南京浦鎮車両が製造した初の路面電車が完成したと発表。車両は蘇州の路面電車向けで、ボンバルディアの「FLEXITY2」をベースとしている
ボンバルディアは、同社のライセンスに基づき中国の車両メーカー・南車南京浦鎮車両が製造した初の路面電車が完成したと発表。車両は蘇州の路面電車向けで、ボンバルディアの「FLEXITY2」をベースとしている 全 2 枚 拡大写真

鉄道車両大手のボンバルディア・トランスポーテーションは4月11日、同社のライセンスに基づき中国の車両メーカー、南車南京浦鎮車両有限公司が製造した初の完全低床式路面電車が完成したと発表した。車両は蘇州(江蘇省)に建設される路面電車向け。

ボンバルディアは2012年、同社が開発した低床路面電車「フレキシティ2(FLEXITY 2)」の技術に基づく路面電車の製造について南車南京浦鎮車両と10年間のライセンス契約を結んでおり、今回完成した車両はその第1号となる。

車両は全長32mの5車体連接車で、車体幅は2.65m。台車や動力機構にはボンバルディアの製品を使用している。南車南京浦鎮車両は蘇州に新設される路面電車の運行会社から18編成を受注しているほか、南京向けとして架線のない区間でも走行できる、非接触給電によるバッテリー搭載タイプも受注している。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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