ダイハツ コペン 新型の派生ハッチバック、市販の可能性も

自動車 ニューモデル 新型車
昨年のジャカルタモーターショーに出展されたコンセプトカー『D-R Estate』
昨年のジャカルタモーターショーに出展されたコンセプトカー『D-R Estate』 全 6 枚 拡大写真

昨年9月に開催されたジャカルタモーターショー(インドネシア)で披露された『D-R Estate』。当時は、2011年の東京モーターショーで出展されたコペン後継コンセプトカー『D-X』の兄弟モデルと見られただけだったが、その市販化が検討されていることがわかった。

『D-R Estate』は、660ccエンジンを組み合わせたこれまでのDRと基本スペックは同様としながらも、コペンとは違って“2人プラス十分な実用性のカーゴスペース”を備えた新コンセプトカーとしてしているのが特徴。コペンに魅力を感じていながらも、カーゴスペースや、シート周りの融通性で購入をあきらめていた人も多いはず。『D-R Estate』なら、そうした問題も十分に解決できる。

次期コペンが2014年6月に発売される見込みとなった中、派生モデルとして『D-R Estate』が市販されるかどうかが大きな疑問として残っていた。そこで、先日メディア向けに開催された次期「コペン」の試乗会の席上、その市販化の可能性をダイハツ執行役員 上田 亨氏にぶつけてみた。

それによると、「当面は6月発売のコペンに全力を傾けていく。しかし、派生モデルとして(『D-R Estate』の)市販化も視野に入れて検討している」(上田氏)との回答。ただ、その時期は明言しなかった。

ジャカルタモーターショーの時点では市販化について一切触れていなかったが、『D-R Estate』が市販化される可能性は一段と強くなった。「コペン」に新たな魅力が加わるか、今後の動向を見守りたい。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 路面に「矢印」照らすウインカー国内初搭載、トヨタ『カローラクロス』が改良
  2. 「このサイズ感は良い」上陸間近のアルファロメオ『ジュニア』、日本に最適とSNS注目
  3. 「一目惚れしたかも」ジープ『コンパス』新型にSNS興奮、初のEVに「航続650kmって優秀では」
  4. オートサロンで注目の1台、スバル『S210』ついに抽選申込を開始 限定500台のみ
  5. 昔ほど“馬力アップ”しない? それでも交換する価値がある理由~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  2. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  3. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  4. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
ランキングをもっと見る