JAXA、「はやぶさ」プロジェクトでの電力制御技術を事業として推進する企業を募集

宇宙 企業動向

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「はやぶさ」プロジェクトを通じた「ゼロから始める住宅電力制御」というパラダイムシフトの実現に向けて、事業化を推進できる企業を募集する。

JAXAはで、「はやぶさ」プロジェクトを通じて研究開発した電力制御技術を、社会に還元するため、1月末に東京ビッグサイトで行われた、「Smart Energy Japan」に出展・展示した。「ゼロから始める住宅電力制御」がキャッチフレーズ。

JAXAでは、LED、エアコン、IHクッキング、冷蔵庫、洗濯機などインバーター制御されている家電機器のインバーター制御に附加する小モジュールを提案している。同じモジュールは、階層化された配電路間の電力割当て制御にも使える。

「はやぶさ」では、電力を分散制御化することに成功し、plug and play化し、集合・離散が自由になった。衛星、探査機開発の効率化に貢献するもので今回、これを地上応用することを提案しており、この電子制御技術に関心のある企業を対象に、事業化に向けたパートナーを募集する。

《レスポンス編集部》

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