住友3M、自動車補修の磨きを2ステップに短縮するシステムを開発

自動車 ビジネス 企業動向
3Mコンパウンド QT-1L 5975
3Mコンパウンド QT-1L 5975 全 3 枚 拡大写真

住友スリーエムは4月21日、新製品の液状コンパウンド等を活用した自動車補修業界向けの磨きシステムを開発したと発表した。

磨きは、一般的にはコンパウンドの使い分けなどで3ステップ以上かけることが多い工程だが、同社が新たに開発した磨きシステムは、工程を2ステップへ短縮。作業者の負担を軽減し、さらに作業精度も高めることができる。

同社が発表した磨きシステムは、磨きステップ1(目消し・肌調整)向け液状コンパウンド「3Mコンパウンド QT-1L 5975」と専用バフ「3Mテーパーバフ QTハードウール 5789」、磨きステップ2(仕上げ)向け液状コンパウンド「3Mコンパウンド QT-2L 5997」の3製品で構成。

ステップ1では、3Mコンパウンド QT-1L 5975と3Mテーパーバフ QTハードウール 5789を組み合わせて作業することで、従来品に比べ2倍以上の高い切削性能を実現。さらに研磨カスの発生を抑える製品設計で、意図しない深い傷が入るリスクを低減する。また3Mコンパウンド QT-1L 5975はオイル成分の使用量を15%カットしたうえ、揮発性も高いため作業中の仕上がりを確認しやすく、磨き残しの発生を抑えることができる。

ステップ2では、3Mコンパウンド QT-2L 5997を、既存品の「3Mウルトラフィーナバフソフトスポンジ 5767」との組合せで用いることで、磨き跡が目立ちやすい濃色車をはじめ、どのような色の塗装でも高い品質の仕上りを実現する。

価格は3Mコンパウンド QT-1L 5975(750ml)が5520円、3Mテーパーバフ QTハードウール 5789(172mm径)が2760円、3Mコンパウンド QT-2L 5997(750ml)が4830円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. 「存在感ハンパない」DSの新型フラッグシップ『N°8』が「唯一無二な印象」など話題に
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る