京急「赤い電車」が赤1色に…大師線で運転

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「川崎大師大開帳奉修」の告知ポスター。京急も大開帳奉修にあわせ、大師線で赤1色の電車「赤札号」を運転するなどの記念企画を実施する。
「川崎大師大開帳奉修」の告知ポスター。京急も大開帳奉修にあわせ、大師線で赤1色の電車「赤札号」を運転するなどの記念企画を実施する。 全 1 枚 拡大写真

京浜急行電鉄(京急)は4月21日、川崎大師(川崎市川崎区)の大開帳奉修を記念したイベント列車「大師線赤札号」を運転すると発表した。

川崎大師の開帳は10年に一度、「大開帳奉修」として執り行われるのが吉例で、期間中に「赤札」が授与されることで知られる。今年の5月1日から31日まで大開帳が行われることから、京急はこれにあわせて川崎大師の近くを通る大師線で「赤札号」を運転することにした。

京急の車両は赤と白の2色で塗装されているが、「赤札号」は大師線で運用されている1500形1編成の白帯部分に赤いラッピングを施し、これにより車体全体を赤1色にまとめる。ダルマをモチーフにした「だるまヘッドマーク」の掲出や、車内の中づり・窓上ポスターを使った大開帳奉修の告知も行う。

運転期間は5月1日から31日までで、9時~16時50分を目安に運用する。また、運転開始前日の4月30日は京急川崎駅1番線ホームに「赤札号」を留置。11時から11時30分まで京急川崎・川崎大師両駅の駅長による「だるまヘッドマーク」の開眼式を実施し、その後は13時まで一般展示と内覧会を行う。

川崎大師最寄りの川崎大師駅でも、大開帳奉修にあわせた記念企画が行われる。川崎大師にゆかりのある古賀政男さんが作曲した美空ひばりさんの楽曲「柔」を駅メロディーに採用し、5月1日から2015年4月30日までの期間限定で流す。また、5月1日7時から同駅で「川崎大師大開帳奉修記念きっぷ」(7枚セット2000円)を販売するほか、5月1~31日に川崎大師周辺の回遊を目的にしたクイズラリーも行われる。

《草町義和》

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