【MotoGP 第3戦】ホンダ、マルケスが3戦連続のポール・トゥ・ウイン

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
マルク・マルケス選手
マルク・マルケス選手 全 5 枚 拡大写真

MotoGP第3戦・アルゼンチンGP決勝レースが4月27日、テルマス・デ・リオ・オンド・サーキットで開催され、マルク・マルケス(ホンダ)がポール・トゥ・ウインで開幕3連勝を飾った。

オープニングラップは、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、ダニ・ペドロサ(ホンダ)に続く4番手。2周目にはペドロサをかわすが、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)とアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)にパスされて6番手となる。序盤は、混戦の中で慎重な走りをみせたマルケスだったが、3周目にステファン・ブラドル(ホンダ)とドヴィツィオーゾをかわして4番手に浮上。4周目にはロッシとイアンノーネを抜いて2番手へとポジションを上げて、トップのロレンソを追った。

それからは、ロレンソとの差をじりじりと詰め、レース中盤にはその背後まで迫る。そして、17周目にロレンソをかわしてトップに立つと、一気にペースを上げて独走態勢に。後続との差をキープしながら、25周を走りきって真っ先にチェッカーを受けた。これでマルケスは、開幕から3戦連続でポール・トゥ・ウインを達成。ホンダのライダーとしては、1995年にマイケル・ドゥーハンが達成した記録を更新。WGPとしては、1971年にジャコモ・アゴスチーニ(MVアグスタ)が350ccクラスで達成した、開幕からの3戦連続ポール・トゥ・ウインの記録に並んだ。

また、ペドロサは3戦連続の表彰台獲得となる2位でフィニッシュした。予選3番手から決勝に挑んだペドロサは、オープニングラップで3番手。混戦の中、2周目には7番手までポジションを落としたが、それから着実に順位を上げ、レース中盤の9周目には3番手に浮上。ロレンソと、チームメートのマルケスを追いかける展開となった。その後、ペドロサはトップグループの2台との差を着実に縮めていき、ロレンソが2番手に落ちてからは、根気強く追走。そして、ラスト2周でロレンソをかわして2番手に浮上し、そのままチェッカーを受けた。

ホンダは、前戦アメリカズGPに続き、2戦連続で1-2フィニッシュを達成。開幕から3戦連続で両選手が表彰台に立った。

■MotoGP 第3戦
1位:マルク・マルケス(ホンダ)
2位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)
3位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
4位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)
5位:ステファン・ブラドル(ホンダ)
6位:アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)

■ポイントスタンディング
1位:マルク・マルケス(ホンダ)75P
2位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)56P
3位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)41P
4位:アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)34P
5位:アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)25P
6位:ステファン・ブラドル(ホンダ)24P

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る