フォルクスワーゲングループの第1四半期決算、営業利益は21.8%増

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新型フォルクスワーゲン ゴルフ(参考画像)
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは4月29日、2014年第1四半期(1‐3月)の決算を公表した。

同社の発表によると、アウディやセアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総売上高は、478億3100万ユーロ(約6兆8110億円)。前年同期の465億6500万ユーロに対して、2.7%の増加。

また、2014年第1四半期の営業利益は、28億5500万ユーロ(約4065億円)。前年同期の23億4400万ユーロに対して、21.8%の増益となっている。

およそ22%もの増益となった要因は、シュコダとポルシェの収益性の向上が大きい。シュコダの営業利益は、前年同期に対して、65%増。ポルシェの営業利益は、前年同期比22%増を達成した。

また、2014年第1四半期の世界新車販売は、256万2000台。前年同期比は7.9%増だった。

フォルクスワーゲングループ取締役会のマルティン・ヴィンターコルン会長は、「全ての顧客が求めるモビリティとイノベーションの提供という目標を追求していく」と述べている。

《森脇稔》

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